大きな砂利とバイオリン弾き

小さなハイツに毎日のように響くバイオリン。
かなりヘタ（と私は思ってる）なんでうっとりするどころか
いらいらを持ってきてくれる大変心優しい(違）お2階さん。
今日はこの方にまつわるお話をひとつ。

夜の帳が降りて、人々がゆったりと過し始めるくらいの時間でした。

パンッ！バリバリバリバリバリ！！！！！
突然、近くに雷が落ちたかのような音が響き渡りました。
車が止まり、人が降りてきたその時に2階から女性の声が
「ねぇ。今、ダンボールか何か引いたんちゃう？？」
答えるバイオリン弾き
『え？俺、なんか引いたか？？」
「だって、地面見てや」
『うわ！ほんまやっ！なんやこれ？？
片付けるからゴミ袋とってーや』

そして、2人はボロボロになったダンボールを片付けはじめました。

『俺はいつもの調子で帰ってきてん。こんなん落ちてるなんて思わへんやん』
『砂利や思っててん」
『全然、わからんかったー』

などブチブチと言いながら片付けを完了させ部屋に
戻っていきました。

　

　
　
　
　
あのー。私は車運転しないんでわからないですけど

バックするときってバックミラー見ますよね？？
何か引いたら普段と違う感触ってありますよね？？
大きな音がしたら気づきますよね？？

ダンボールって中に発泡スチロールが入ってて
長さ40センチ高さ30センチくらいあったんですよ。
それを後輪から引いて、まだ気づかずにバックして
前輪でさらに引いて気づかないってアリですか？
　
　

私、音楽もやってないので本当かどうかわからないですけど。

少なくとも音楽で食べていこう決めている人って
小さな音でも聞き分けるくらいの能力ってもってるんですよね？

めちゃくちゃ大きな音がしてるのに気づかないってアリですか？？
ダンボールがつぶれ、発泡スチロールが弾ける音は
砂利を踏む音と似てるんでしょうか？

　　

みなさんの意見、お待ちしています(笑）